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#246 Vocal収録で準備すること - 歌い手さん、MIX師さん目指す人は必読! [Killing Me Softly...]

Vocalの収録は、Vocalistさんがちょっとノドを痛めてしまったということで、無理せず延期することにしました。
ノドはVocalの命だから大事にしないとね。


というわけで、ちょっと間があくんで Vocal収録で準備していること まとめ書きします。(自分用のメモを兼ねて)
ネットに出てる情報の中から自分のケースに合うものを取り入れて、そこに自分のアイディア、昔の経験を足して考えました。

コレ確認、準備しないで いきなり収録だと大失敗間違いない です。
気づいてよかったな、という重要なものばかり。

歌い手さんや、MIX師の方々の参考になる と思いますので是非読んで、
良かったらシェアをお願いします。

また、音楽性やVocalistの個性、レベルによって変わってくることもあると思いますので、
ご意見、アドバイスありましたら宜しくお願いします。

収録は、自分のPCのDAW(Cubase)で行いますが、コンデンサーマイクを使うので雑音を避けるため音楽スタジオを借りてやる形です。
レコーディングスタジオは高いので、練習スタジオにします。場所だけ借りるのに近いので。


【準備・確認するもの】
・オーディオインターフェース --> 点五P (TASCAM US122-MK II)
・マイク --> 点五P (audio-technica AT4040)
・マイクケーブル --> 点五P所有は3mなのでスタジオで長めのものを借りる※
・ポップガード --> スタジオ
・マイクスタンド --> スタジオ
・楽譜台 --> スタジオ
・PCを乗せる台 --> スタジオ
・モニター用ヘッドフォン(Vocal用) --> スタジオ
・モニター用イヤフォン(Producer用) --> 点五P
・モニターヘッドフォンジャック分岐アダプタ --> 点五P
・ヘッドフォン延長コード --> 点五P

マイクは 三万円ちょっとのミドルクラスのものを今回購入しました。
スタジオで借りる、という選択肢もありましたが、事前に接続チェックをしておきたいし、今後のことも考えてポチっちゃいました。 スタジオで借りるつもりのものはスタジオ予約時に有無を確認。ボクが会員になっているNOAHでは全部あること確認できましたが、
ポップガードとPC台は事前に言っておく必要があるようでした。

実は先週、1人練習で3帖のVocalブースを1時間借りて 接続・録音リハーサルをやったのですが、そのときに※印のものが必要であることが判明。
PCとマイクが近いと、PCのファンの音をコンデンサマイクが拾ってしまう ので、マイクとPCはかなり離さないといけないことがわかりました。
本番はVocal Boothではダメ。もっと大きな部屋で距離を離さないと。なのでケーブルの延長が必要そうです。

ボクの持っているオーディオインターフェースは ヘッドフォンモニタの口が1つ しか無かった。スタジオで接続リハーサルやって気づきました。
なので後で分岐アダプタを買いました。危ない、危ないw
最初は、ボクのヘッドフォンはPCに直接接続すればいいやと思ってたのですが、オーディオインターフェースをつないでしまうと、PC本体側からは音が出なくなってしまう んですね。コレも知らなかったら危ないところだった。

イスも借りようかと思ったのですが、ギギギときしむ音が出てしまうといや なので、使わないことにしました。
オジさん立ちっぱキツいんですが、 頑張るしかないw


【録音用Project File準備】

今回、自分が作ってMIXしたオケを使うので、GUMI版のProjectファイルをコピーしてそこにVocalを付け足していく形にすることにしました。
なので、スタジオ入りしたらすぐに録音開始できるように、事前にProject Fileをいじって各種セットアップをしました。
今回のリハーサル前に以下をやりました。

・全Trackをフリーズ
・GUMI VocalのTrackをミュート
・Vocal用モノオーディオトラックを作成(メイン、コーラス用5テイクずつ)
 (エフェクト--> GUMI VocalにかけてたものをそのままCopyしてミュート状態)
InsertのPostにコンプ軽く
・ガイドメロトラック作成 (シンセリードで小さく)コーラス含め
・カウント音を冒頭、ブレイク明けに入れておく

ガイドメロやカウントはあった方がタイミング、ピッチがはずれにくいと言われてますが、Vocalistによってはウザがられると思いますので、本人に確認が必要です。まあ、いらなきゃミュートすればいいんだけど。
今回はご本人の希望もあり、入れて使うことにしました。

実は、録音時の負荷軽減のため、2-MIXを作ってそれをTrackに取り込んで再生させた方がいいかもとも思ったんですが、なぜかイメージの違う音になってしまうのでやめました。マスタリングミュートして書き出したのに... 原因がわからずあきらめました。


【録音時の操作確認(Cubase)】

・デバイス設定--> オーディオインターフェースにセット
※・VSTコネクション--> 入力、出力をオーディオインターフェースのものに
・録音レベル、モニターヘッドフォンレベルの調整
・マイクと口元の距離は10~15cm程度
・録音音量-12~-6dBを狙ったゲインを設定


※実はこの VSTコネクションがなかなかうまくつながらなくて焦りました。
Inputをステレオにしてしまったら音が出ませんでした。それはすぐ気づきましたが、モノラルにしても鳴らず。
オーディオ インターフェースのつながっている口に合わせて左右どちらか指定しないとダメなんですね。
今回、オーディインターフェースの右側の口にマイクをつないでいたのに、VSTコネクションのインプットを左にしてしまっていたので音が出ませんでした。
なかなか原因がわからなくて...
これも事前確認しておいてよかったです。


今まで3人の歌い手さんの曲をMIXしましたが、すべて録音済のデータをもらう形だったので、録音までするのは今回が初めて。
それどころか、今までオール打ちこみ曲ばかりだったんで、オーディオインターフェースをつなげたこと自体も初めて。 こんな状態でプロ経験のあるVocalistさんと ぶっつけでスタジオ入りするわけにはいかないな、と思ってスタジオを借りてリハしました。
みなさんも初めてのときは 事前確認しっかりやる ことをオススメします。

スタジオでの接続テストは30分ほどで終わったのでせっかくということで自分で歌って録音してみました。
が、やめた方がよかったかも。
オヤジ声だし、キーが合ってないし。
この録音データは 黒歴史として封印 しますwww


【歌ってもらう段取りの確認】

これだけでもカンペキではありません。
段取りについてVocalistさんと事前に意識合わせしておいた方が当日バタバタしないでしょう。
考え方を決めて、Vocalistさんにも送っておきました。

・メインは5トラック、コーラスは3トラックを流して録音します。
・明確に失敗したらそこで止めて、そのパートの頭から録り直していきます。 (歌詞を間違えるとか、せき込むとかw)
・微妙だ、と思ったときは止めずに最後まで流した上で聴き直して、必要あればそのパートだけ録り直します。
・コーラスは時間が無かったら簡単にしたり、最後にします。
(同じフレーズはコピーですませたり、部分的にGUMIを使う手もあるので)

歌詞カードを2部プリントして当日見ながら録音していきます。パートのかたまりやり直すときに見せながら説明できるので。


...てな感じ。どうでしょう。

しかし、こんなにいろいろやらなきゃいけないとは思わなかったゎ。ふー。
初回は慣れてないけど次からはテキパキできるでしょう。書いておけば。


準備ほぼできたけど時間あくんで、
カバー2曲目の選曲、構成決め も始めるか。

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